昨日まで、
予洗い、
シャンプー、
トリートメント、
とお風呂の中でのことをやっていました。
今日はようやくお風呂を上がって、髪を乾かしていきましょう。
お風呂から出て、まず一番最初にするのがタオルドライです。
これが意外と重要で、タオルでしっかりと地肌(頭皮)を乾かしましょう。
美容室で髪を乾かすのって、自宅でされるより早く乾くように感じませんか?
ドライヤーの風量が大きいからと思ってられる方もいらっしゃいますが、実はココが違うんです。
我々美容師はタオルドライをしっかりしてるんです。
いつまでも髪が乾かない理由…
それは地肌(頭皮)の水分が取れてないからなんです。
水は必ず上から下へ流れます。
では毛髪の根元と毛先、どちらが上にあるでしょうか?
そうですね。
根元です。
つまり、根元側(頭皮近く)に水分が残ってると、髪を伝って水分が毛先へと流れ、毛先がいつまでも乾きません。
なので、タオルドライでしっかりと地肌(頭皮)の水分を取っておきます。
これで、あとでドライヤーを使う時間が短縮できます。
タオルドライが終わったら、洗い流さないタイプのトリートメント(アウトバストリートメント)を中間から毛先にかけてつけます。
オイルタイプ、ムースタイプ、クリームタイプ、ミストタイプ、油分を補うもの、水分を補うもの、コーティングするものなど、いろいろとありますので、現在の髪質やなりたい質感やスタイルに合わせて、担当美容師に選んでもらうのもいいでしょう。
育毛剤や養毛剤などを使われる場合は、アウトバストリートメントの前に使用して、しっかりマッサージしましょう。
アウトバストリートメントをつけ終えたら、ドライヤーです。
ここも写真のように根元から乾かすと早く乾きますし、根元にボリュームが出てふんわりとします。
根元を乾かし終わったら中間~毛先を乾かします。
最後に冷風を当ててあげるとキューティクルが引き締まって艶がいいですね。
前髪が浮いて生えてたりで下に下りにくい方は、根元がしっかりと濡れているうちにタオルドライの前にいきなりドライヤーで下ろすようにブローしておきましょう。
中途半端に乾いてしまうとクセが勝ってしまって下りてこなくなります。
4回に分けて夜のお手入れを簡単にではありますが紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか?
今夜からお試しできる内容だと思いますので、参考にしてみてくださいね。
今日もいい日だ!!
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