今日は髪の毛のお話し。
毛髪を顕微鏡で見るとこんな風に見えます。
この見えてる表面の部分を「キューティクル」と言います。
聞いたことある方も多いですよね。
これは毛髪の断面図です。
毛髪の表面から、
・キューティクル(毛表皮)
・コルテックス(毛皮質)
・メデュラ(毛髄質)
という3層で1本の毛髪が形成されています。
では問題です。
Q.上の右のイラストで毛先の方向は上下どちらでしょう!?
チッチッチッ…
5
4
3
2
1
0!!
答えは…
上です!!
キューティクルは魚のウロコ状になっていて、毛先側が開いたようになっています。
なのでイラストでは上が毛先側、下が根元側になります。
最初の写真ではわかりにくいですけど、右側が毛先ですね。
キューティクルの役割としては大きく、
・紫外線、熱、摩擦など外的要因から毛髪を守る
・毛髪内部の成分の流出を防ぐ
などがあります。
キューティクルが傷んでしまって、下の写真のように開いてしまったり、剥がれてしまうと、そこから毛髪内部の水分や栄養分が流出してしまって、パサついたり、枝毛の原因にもなります。
過度なブラッシングや間違ったブラッシングなどもキューティクルの損傷の原因になります。
必ず頭皮から毛先に向かって優しく梳かしましょう。
今日もいい日だ!!
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