なかなか珍しい写真です。
ドラッグストアでカラー剤を選ぶ美容師笑
お客さまとの会話で、セルフカラー(ホームカラー)とサロンでのカラーの違いとかお話しするんですけど、
「ホームカラーってホントどうなのよ」
と思って、実際に染めてみました笑
選んだのはこの2つ。
泡タイプ
ホーユー シエロ ホームカラー (877円)
クリームタイプ
ウエラ ウエラトーン2+1 (1,628円)
2つともうちでも扱ってるサロンカラーのメーカーから出てるもので、お店の方いわくいわゆる売れ筋だそうです。
まずは左サイドをシエロ。
中身はこんな感じ。
よーく振って使います。
モコモコ。
揉み込むように塗布します。
放置時間はメーカーの指定通り20分で。
続いて、右サイドをウエラトーン。
中身はこんなの。
サロンカラーと同じ1剤と2剤を同量混ぜるタイプですね。
そこになにやらオイルみたいなのを混ぜます。
(輝きエッセンスっていうらしい)
きっとシリコンか何かの手触りや質感を上げてくるトリートメント的なものでしょう。
ペタペタ。
意外と剤が固いですね。
伸びが悪いので塗布しづらいな。
こちらもメーカー指定の20分放置。
バックの部分は普段うちで使ってるサロン専用カラー剤。
ちなみにシエロと同じホーユー社のモノで1剤2剤のクリームタイプです。
右バックはカラー剤のみ。
左バックは通常お客さまに施術している通りに、前処理、トリートメント剤in、後処理としています。
通常、白髪染めの場合は放置時間15分ずつで2度塗りをするんですが、今回はホームカラーに合わせて20分の1回塗り。
仕上がり。
左サイド、シエロ。
右サイド、ウエラトーン。
右バック、サロンカラーのみ。
左バック、サロンカラー+トリートメント処理
写真だけではよくわからないですよね笑
当然、左バックのサロンカラー+トリートメント処理が一番の仕上がりです。
艶、手触り、指通り、ハリ、コシ、全てにおいて一番です。
いつも通りです笑
しかし…
ホームカラー、なかなかやりますね笑
思った以上の仕上がりです。
中間部分はそれなりのトリートメント剤が効いているようで、指通りもさほど気になりません。
すごくケミカルなテカりのあるコーティングがかかったような感じですが。
ただ、やはり毛先の方の手触りはよくないです。
ザラっとする感じが残りますね。
(わかりにくいですよね笑)
泡カラーってホイップ状にするために界面活性剤を多量に使用していて、染料自体はそもそも少量で、その分何かしらの強く浸透させる成分が使用されていると考えていて、毛髪に対するダメージは大きいものと思っています。
今回の場合、確かに右サイドと左サイドの仕上がりを比べると、クリームタイプの方が良いと感じられます。
(他の商材だとわかりませんが)
あと気になるのが、このままシャンプーを続けてみるとどうなるのか。
ご来店いただくお客さまで、サロンカラーをされる方とホームカラーをされる方の髪の状態を比べるともっと差があるように感じるので、シャンプーを重ねた場合に両者の差が出るように考察しています。
これはまた実験してみましょう。
結論。
ホームカラーも意外と思ったよりもキレイに手触りよく仕上がります。(とりあえず)
1回のカラーリングでもサロンカラーとの差は感じられるので、回数を重ねた時はそれなりの差が広がってきます。
また何か疑問に思ったことがあったら、実験してみます。
今日もいい日だ!!
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