愛媛の高校野球が終わりました。
今年は宇和島東が代表校です。
久しぶりの公立校ですね。
特に偏見があるというわけではないんですが、公立校が代表になると嬉しいです。
以前に高校野球の指導者の方から、こんな話を聞きました。
高校野球で甲子園の頂点を目指すチームは約4000校あります。
そして4000校の頂点に立てるのは1校だけで、残りの3999校は敗れ去っていきます。
地区大会から甲子園まで1度も負けなかったのは1校だけで、3999校は負けちゃいます。
では、その頂点に立った1校は他のチームと何が違ったのでしょう!?
すごい投手がいた。
すごい打者がいた。
そういったことが多少は影響しているかもしれません。
しかし、一番の理由は…
「運がよかった」です。
たまたま「運がよかった」だけです。
実力が拮抗している中で、3割打てば強打者と言われる野球では、「流れ」などの「運」に大きく左右されます。
実力以上の何かが働くのが高校野球です。
だから選手たちにはこう指導します。
「いかに負けるか」
いつか負けて終わる高校野球。
明日終わるかもしれない。
その時に悔いの残らない練習をしてきたか。
きちんと負ける準備をしてきたか。
勝てたらラッキー。
中途半端に負けて終わらせないように、きちんと負けて終われるように準備(練習)しておくことで、充実した高校野球生活が送れると思います。
もし野球の神様がいるんであれば、そんなチームに少しだけ微笑みかけてくれるんじゃないでしょうか。
そんな話でした。
愛媛でこの夏一番運のよかったのが宇和島東だったんでしょう。
甲子園での活躍が楽しみです。
おめでとう!! 宇和島東高!!
今日もいい日だ!!
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