今日は道具のお話し。
美容師が使う道具と言って、真っ先に思いつくもの・・・
そう、ハサミですね。
美容業界ではシザーズとも言われたりします。
Q.何丁くらい持ってるの!?
A.うーん、数えたことないけど20丁以上は持ってるかも。
Q.1丁いくらくらいするの!?
A.ピンキリです笑
安いのは1万円くらいから、高いのは僕が知ってる範囲では30万くらいですかね。
僕が使ってるのは5~10万くらいのが多いです。
Q.営業では何種類のハサミを使うの!?
A.美容師によって個人差がありますが、僕は次の3丁で営業しています。
では、それぞれ見てみましょう。
左からいきますね。
これが僕がメインに使っているハサミです。
刃にネームも入ってます。
人によって、切り方、手の大きさ、好みがあるので、ホント人それぞれの選ぶポイントがあるんですけど、今は大きめ(7インチ)の標準的な形のものを使ってます。
次はセニングです。
梳きバサミってやつですね。
このハサミこそ、美容師によっていろんなのを使っているんじゃないでしょうか。
2、3丁を使い分ける美容師もいると思います。
が、僕はこの1丁だけです笑
実は、あまりこだわってません笑笑
あ、使い方にはこだわってますよ!!
ちなみに、このセニング、さっきのハサミと指を掛ける穴と形状が違うと思いません!?
こちらは、メガネって言って、左右同じ形で、どちらからでも持ち替えて使えるってものです。
そうすることで、どんなメリットがあるかというと・・・
髪の表裏、どちらからでも梳けるんです!!
って、どういう意味か難しいですね笑
説明するのも難しいので、美容師さんに聞いてください笑笑
最後はコレ。
最初のとドコが違うの!? っていうと・・・
刃の厚みが違うんです!!
これは僕が男性の刈り上げをする機会が多く、しかも、とにかく薄くって方専用です。
刈り上げって、コーム(くし)が髪をすくって、コームより出ている髪を切っていくんですが、その時、コームの厚みと刃の厚み以上には薄くできないんです。
耳の際とか、もみあげの辺りは、コームも使わず、直にハサミのみでカットします。
そうなると、少しでも刃が薄い方がいいんですね。
このハサミたちも、使っていると当然切れ味が落ちてきます。
切れ味の悪いハサミでカットすると、毛髪を傷める原因にもなってきます。
なので、日頃の手入れはモチロン、2~3ヶ月に1度メンテナンスに出しています。
このハサミ、1回でも落としたものはもう使えません。
刃に狂いが生じて、メンテナンスに出しても、切れ味が戻りません。
なので、とても大切に、丁寧に扱います。
高いですしね。
この週末もこのハサミたちを磨いて、みなさんをお待ちしております。
Q.なんで3丁なの!?
A.シザーケースに3丁しか入らないから!!笑
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