先日の愛媛新聞にカール・ルイスの写真が出てました。
記事の内容は忘れましたが、オリンピックの内容だったようなw
まあ、それにしてもこの写真ですよ。
当時、陸上競技をやってた僕たちからすると、短距離の教科書みたいなフォームで、みんなこのフォームを真似しようとしてましたね。
腕も高い位置で振り、腿を高く上げて走るスタイルです。
ミズノからカール・ルイスモデルのスパイクも発売されましたね。
先輩が買ってて見せてもらったけど、踵部分がないと言っていいほど薄い。
カール・ルイスは踵をほぼ着かずに走ってたんですね。
カール・ルイスに憧れすぎた先輩は…
踵を痛めてました笑
それから時を経て、この人。
日本人で初めて短距離種目で世界大会のメダルを手にした末續慎吾。
彼の走りは、「なんば走り」や「忍者走り」と呼ばれたように、摺り足の如く、膝をあまり上げず、腕も低い位置で振ります。
この方が日本人の体型にあっているとか。
何が言いたいかというと…
時代が進むにつれてて、今まで「こうすべき」や「あたりまえ」であったものが変化していってるってこと。
「本質」って大事。
この場合の本質は「速く走ること」。
フォームやトレーニングも、そのための要素や準備、手段でしかないということ。
星飛雄馬の時代は、うさぎ跳びして、肩は冷やしたらいけなかったけど、今時分、うさぎ跳びなんてしないし、アイシングもあたりまえ。
従来の考え方を全て疑うわけではないけれど、我々の目指すべき「本質」のために、新しいものを臆せず取り入れていく勇気はもっていきたいですね。
今日もいい日だ!!
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